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月経カップが痛い原因と対処法 サイズ・装着位置・折り方の見直しポイント

2026年1月29日

月経カップを使ってみたけれど痛みを感じてしまい、「このまま使い続けて大丈夫?」と不安になっていませんか。痛みの原因はサイズ・装着位置・折り方など複数あり、自分がどのタイプの痛みなのかを見極めることが解決の第一歩です。

 

痛みを我慢して使い続けるのは身体にとってリスクがあり、かといってすぐに諦めるのももったいないもの。多くの場合、装着方法の調整やサイズの見直しで改善できる可能性があります。

 

この記事では、痛みのタイプ別にチェックリストと具体的な対処法を紹介します。読み終えるころには、痛みの原因を特定し、継続・調整・中断のどれを選ぶべきか判断できる状態になっているはずです。

 

 

月経カップで痛みを感じる主な原因

月経カップ使用時の痛みは、発生するタイミングによって原因が異なります。挿入時、装着中、取り出し時、使用後のいずれの段階で痛みを感じるかを特定することで、適切な対処法を選ぶことができます。

 

ここでは痛みのタイプを4つに分類し、それぞれの特徴と主な原因を整理します。

 

痛みの判断基準
  • 軽い違和感や初回使用時の一時的な圧迫感:多くの人が経験する正常範囲
  • 鋭い痛み・出血を伴う痛み・日常生活に支障が出る痛み:異常のサイン
  • 装着位置を変えても続く強い痛み:使用中止を検討すべき状態

異常のサインに該当する症状がある場合は使用を中止し、改善しない場合や不安が強い場合は婦人科への相談を検討してください。

 

 

挿入時の痛み

月経カップを挿入する際に痛みを感じる場合、カップのサイズや折りたたみ方、挿入角度に問題がある可能性があります。

 

膣口に対してカップが大きすぎる、折りたたんだ状態が硬すぎる、あるいは挿入時に力みすぎて膣周辺の筋肉が緊張していることが主な原因です。

 

特に初めて使用する場合や、タンポンの使用経験がない場合は、膣口周辺の筋肉が慣れていないため痛みを感じやすくなります。

 

潤滑が不足している状態で無理に挿入しようとすることも、摩擦による痛みの原因になります。

 

初心者が最初に見直すべきポイントは、折りたたみ方と挿入角度

まずは最も細くなる折りたたみ方法(パンチダウンフォールドなど)を試し、挿入方向を真上ではなく尾骨方向に向けることで、多くの場合痛みが軽減されます。

 

それでも痛みが続く場合は、カップの硬さやサイズの見直しを検討してください。

 

装着中の痛み・違和感

カップが正しい位置に収まっていない、またはサイズが合っていない場合に、装着中の痛みや圧迫感が生じます。

 

カップが完全に開いていない、位置が浅すぎる、あるいは深すぎることで周辺組織を圧迫し、違和感や鈍痛を引き起こします。

 

特にカップの縁が硬い素材でできている場合や、リム部分が膣壁を強く押している場合は、長時間の装着で痛みが増していくことがあります。

 

また、膀胱や直腸を圧迫する位置にカップがあると、排尿時や排便時に不快感を感じることもあります。

 

装着後2〜3時間経過しても圧迫感や痛みが消えない場合は、サイズまたは硬さが体に合っていない可能性が高いと考えられます

特に排尿時の違和感や座ったときの圧迫感が続く場合は、一度取り出して位置を調整するか、よりソフトな素材や小さめサイズへの変更を検討してください。

 

取り出し時の痛み

月経カップを取り外す際の痛みは、カップ内部の陰圧が十分に解除されていない状態で引っ張ることが主な原因です。

 

カップが膣壁に吸着したまま無理に引き抜こうとすると、膣粘膜が引っ張られて痛みや出血を引き起こす可能性があります。

 

また、カップを折りたたまずに取り出そうとすると、膣口を広げすぎて痛みを感じることがあります。

 

取り出し時に痛みや抵抗を感じたら、一度手を止めてカップの縁を指で押し込み、空気を入れて吸着を解除してから再度ゆっくり取り出す

この手順を守ることで、ほとんどの取り出し時の痛みは防ぐことができます。

 

使用後の下腹部痛

月経カップを使用した後に下腹部に痛みを感じる場合、長時間の装着による圧迫や、子宮頸部への刺激が影響している可能性があります。

 

カップのサイズが大きすぎると膣内で周辺臓器を圧迫し、生理痛に似た鈍い痛みや腰痛を引き起こすことがあります。

 

また、カップの位置が子宮頸部に近すぎると、子宮を刺激して下腹部の痛みや不快感につながります。

 

使用開始直後は体が慣れていないため、一時的に痛みを感じることもありますが、3回以上の使用サイクル(約3周期分)を経ても改善しない場合はサイズや装着方法の見直しが必要です。

 

装着位置や製品を変えて3周期ほど試しても痛みが続く場合は、月経カップ以外の生理用品を検討する段階と判断できます。

 

逆に、特定の装着方法やサイズ変更で痛みが軽減された場合は、使い方の調整で解決できる可能性が高いといえます。

 

痛みのタイプが特定できたら、次はそれぞれの痛みに対する具体的なチェックリストで原因を絞り込んでいきましょう。

 

【挿入時】痛くない入れ方と準備のコツ

月経カップの挿入時に痛みを感じる原因の多くは、力の入りすぎや角度の誤り、準備不足によるものです。

 

初めて使用する方の一定数が挿入時に違和感や軽い痛みを経験しますが、適切な方法を知ることで多くの場合は改善できます。

 

挿入時の痛みは、適切な姿勢・折り方・潤滑剤の使用・正しい角度の組み合わせで軽減できる

ここでは、挿入時の痛みを軽減するための姿勢の取り方、折り方の選択、潤滑剤の使用方法、そして挿入角度と力加減の調整について具体的に説明します。

 

このセクションで扱うのは「カップを入れる瞬間」の痛みです。装着後に感じる圧迫感や違和感、取り出し時の痛みについては別のセクションで詳しく説明します

痛みを感じた場面(入れるとき・入れた後・動いたとき・取り出すとき)を思い出してから該当する箇所を読むと、より適切な対処法が見つかります。

 

これらのコツを押さえることで、無理なく安全に挿入できるようになります。

 

ただし、2〜3回異なる方法を試しても刺すような痛みや出血を伴う場合は、無理に続けず使用を一旦中止して、体を休めることを優先してください。

 

 

リラックスして挿入する姿勢

挿入時の痛みを減らすには、体の緊張を解き、膣まわりの筋肉をゆるめることが最も重要です。

 

緊張していると膣口が狭くなり、カップが入りづらくなるだけでなく、無理に押し込もうとして痛みや粘膜の傷につながります。

 

姿勢を工夫することで自然とリラックスしやすくなり、挿入がスムーズになります。

 

 

リラックスしやすい姿勢の例

 

初めて使う場合や痛みを感じやすい場合は、トイレに座った状態、または洋式便座にゆったりと腰かけた姿勢が適しています。 

 

足を肩幅程度に開き、上半身をやや前に倒すことで、膣口の角度が自然に開きやすくなります。

 

慣れてきたら、片足を浴槽のふちや便座にかける姿勢や、スクワットのように中腰でしゃがむ姿勢も選択肢になります。

 

呼吸を整える

挿入の直前に深呼吸を数回行い、息を吐きながらゆっくりと入れるようにすると、体の力が自然に抜けて痛みを感じにくくなります。

 

息を止めたまま挿入しようとすると、無意識に力が入り膣口が締まってしまうため注意が必要です。

 

痛みを軽減する折り方の選び方

 

月経カップの折り方によって挿入時の先端の形や太さが変わるため、自分に合った折り方を見つけることで痛みを大きく軽減できます。

 

折り方は10種類以上ありますが、まずは代表的な2〜3種類を試してみて、挿入時の違和感が少ないものを選ぶとよいでしょう。

 

折り方を選ぶ際は、挿入時の先端が細く滑らかであること、そして膣内で無理なく開くことの両立が重要です。

 

代表的な折り方には、カップを半分に折る「Cフォールド」、片側を内側に押し込む「パンチダウンフォールド」、斜めに折りたたむ「セブンフォールド」などがあります。

 

パンチダウンフォールドは挿入時の先端が最も細くなるため、痛みを感じやすい方に向いています。

 

一方、Cフォールドはシンプルで開きやすいため、挿入に慣れている方に適しています。

 

潤滑ゼリーの使い方

 

挿入時の摩擦を減らすために潤滑ゼリーを使用すると、痛みを大幅に軽減できます。

 

特に初めて使う場合や、膣内の乾燥を感じやすい生理初日・終わりかけの日には、潤滑剤の使用が有効です。

 

ただし、製品選びと使用量には注意が必要です。

 

月経カップと併用する潤滑ゼリーは、水溶性でグリセリンベースのものを選ぶようにします。

 

シリコン製のカップにシリコン系潤滑剤を使用すると、素材が劣化する可能性があるため避けるべきです。

 

また、香料や着色料が含まれていないものを選ぶと、膣内環境への影響を最小限に抑えられます。

 

使用する際は、カップのふち全体と先端部分に薄く塗り広げるだけで十分です。

 

目安としては、指先に米粒2〜3粒分程度を取り、カップ表面に伸ばす程度から始めます。

 

つけすぎるとカップが滑って開きにくくなったり、位置の調整が難しくなったりするため、滑りが足りないと感じたときだけ同量を追加するようにしましょう。

 

挿入角度と力加減の調整

月経カップは垂直ではなく、やや後ろ斜め下(尾骨方向)に向けて挿入するのが正しい角度です。

 

膣は体に対して斜めに位置しているため、真上や真下に向けて押し込もうとすると膣壁に当たって痛みを感じたり、挿入が途中で止まったりします。

 

挿入時は、折りたたんだカップの先端を膣口に軽く当て、ゆっくりと斜め後ろ方向へ押し進めます。

 

このとき、力任せに押し込むのではなく、カップの先端が自然に滑り込む感覚を確認しながら進めることが大切です。

 

引っかかりや圧迫感を感じた場合は一度止めて、角度を微調整したり、深呼吸をして体の力を抜いたりしてから再開します。

 

痛みではなく「押し返される感覚」であれば角度の問題ですが、チクチクとした痛みや刺激を感じる場合は無理に進めず、いったん取り出して姿勢や折り方を変えてみてください。

 

カップの半分程度(折りたたんだ状態で指2本分ほど)が入ったら、残りは膣内に自然に吸い込まれるように入っていくため、無理に最後まで押し込む必要はありません。

 

ここまでの準備と手順を実践しても痛みが続く場合、カップのサイズや素材が体に合っていない可能性があります。

 

同じ方法で3回程度試しても毎回痛みを感じる、または痛みの程度が軽減しない場合は、無理に使用を続けるのではなく、サイズの見直しや他の生理用品への切り替えを検討してください。

 

次のセクションでは、装着後に感じる痛みの原因とその対処法について詳しく見ていきます。

 

【装着中】痛みや違和感がある時の確認ポイント

装着後に痛みや圧迫感がある場合、多くはカップの開き方や位置、サイズに原因があります。

 

ここでは、装着中の違和感が正常な範囲かどうかを判断するためのチェック項目と、それぞれの調整方法を説明します。正しく装着できていれば、カップは体内で存在を感じないほど快適に使えるものです。

 

装着直後に強い痛みや刺すような痛みがある場合は、無理に使用を続けず一旦取り出して状態を確認してください

軽い圧迫感や違和感であれば、以下の調整方法を試すことで改善が見込めます。

 

通常、正しい位置と開き方に調整できれば、数分以内に違和感は軽減されます。2〜3回調整しても痛みが続く場合や、調整後も数十分以上不快感が残る場合は、サイズや製品自体の見直しが必要なサインです。

 

 

カップが正しく開いているか確認する方法

カップが完全に開いていないと、膣壁に均等に密着せず、一部だけが強く押し付けられて痛みや圧迫感の原因になります。

 

装着後、カップの縁を指でなぞって全周が丸く開いているか確認するか、カップの底を軽く回転させて動きがスムーズかどうかで判断できます。

 

開きが不十分な場合は、カップの底を軽くつまんで左右に動かすか、一度取り出して折り方を変えて入れ直すことで改善します。

 

位置が高すぎる・低すぎるサイン

カップの位置が適切でないと、子宮頸部や膣口周辺に不要な圧力がかかり、痛みや異物感として現れます。

 

位置が高すぎる場合は下腹部に圧迫感や鈍痛があり、低すぎる場合は膣口付近に違和感があったり、座った時にカップやステムが感じられたりします。

 

適切な位置は、子宮頸部がカップの中に収まり、カップ全体が膣口から数センチ奥に位置する状態です。装着後に指を入れてカップの縁と子宮頸部の位置関係を確認することで調整できます。

 

 

サイズが合っていない可能性のチェック

カップのサイズが体に合っていないと、装着方法を工夫しても痛みや違和感が続くことがあります。

 

カップが大きすぎる場合は全体的な圧迫感や膨満感があり、小さすぎる場合はカップが上に移動しやすく安定しません。

 

出産経験の有無、年齢、骨盤底筋の状態などによって適切なサイズは異なるため、初めて使う場合は小さめから試し、違和感が続く場合はメーカーのサイズガイドを参考に見直すことが推奨されます。

 

ステム(取っ手)が当たって痛い時の対処

ステムが膣口や外陰部に当たって痛みや違和感がある場合は、カップ本体の位置が低すぎるか、ステム自体が長すぎる可能性があります。

 

まずカップをもう少し奥に押し込んで位置を調整し、それでも改善しない場合はステムをハサミでカットして長さを調節できます

 

ステムは取り出し時の補助として付いているもので、必ずしも全長を残す必要はなく、自分の体に合わせて根元まで切り落としても使用に支障はありません。

 

調整しても改善しない場合の判断基準

上記の調整を2〜3回試しても痛みが改善しない場合は、カップの素材や形状が体に合っていない可能性があります。

 

この場合、無理に使用を続けると痛みが慢性化したり、月経カップ自体への抵抗感が生まれたりするため、一旦使用を中止して従来の生理用品に戻すことを検討してください。

 

別の製品への変更を考える場合は、より柔らかい素材のカップや、形状の異なるモデルを試す選択肢があります。

 

また、以下のような痛みがある場合は、製品の問題ではなく医学的なケアが必要な可能性があるため、婦人科への相談を優先してください。

 

婦人科への相談が必要な症状
  • 装着していない時も続く痛み
  • 出血量の急激な増加や血の塊を伴う痛み
  • 発熱や悪臭を伴う痛み
  • 下腹部全体に広がる強い痛み

装着中の痛みの大半は位置・開き方・サイズの調整で解決できるものですが、自分の体に合わないと感じた場合は使用を無理に継続する必要はありません。

 

次のセクションでは、取り出し時に感じる痛みの原因と、安全な取り出し方について詳しく見ていきます。

 

【取り出し時】痛くない外し方の手順

取り出すときの痛みは、急いで引っ張ったり密閉状態のまま外そうとすることで起こります。正しい手順を踏めば、装着時よりも楽に取り出せることも少なくありません。

 

ここでは痛みを防ぐための具体的な手順と、トラブル時の対処法を解説します。

 

取り出し時の痛みは、密閉解除と力を抜くことを意識するだけで数回の使用で解消できることが多い

なお、取り出し時の痛みと装着時の痛みは原因が異なります。

 

装着時の痛みは主にサイズや位置、挿入角度に関わるものです。一方、取り出し時の痛みは密閉解除の手順や力み方、取り出す角度によって生じるものです。

 

痛みを感じたタイミングによって見直すポイントが変わるため、どの段階で痛みがあったかを確認してください。

 

 

密閉を解除してから取り出す

月経カップは膣内で密閉状態を作ることで経血を受け止める構造になっています。そのため、密閉を解除しないまま引っ張ると膣壁が吸い付いて痛みを感じます

 

取り出す前に、まずカップの底部を指で軽くつまんで折り、内部に空気を入れて密閉を解除することが必要です。

 

この手順を省略すると、膣や子宮口に負担がかかり、強い不快感や痛みの原因になります。

 

密閉解除の具体的な方法

 

人差し指と親指でカップの底部をつまみ、軽く押しつぶすようにして形を変えます。すると、密閉が解除されて「プシュッ」という小さな音がすることがあります。

 

音がしなくても、カップの形が少し変わり、指に吸い付く感覚がなくなれば密閉は解除されています

 

この状態になってから、ゆっくりと下方向に引き出すようにしてください。

 

リラックスして力まない姿勢

力が入っていると骨盤底筋群が緊張し、カップが引き出しにくくなります。さらに摩擦による痛みも強くなります。

 

取り出すときは深呼吸をしながら、お腹や足の力を抜いて、排便時のように軽くいきむ程度の姿勢を取ると、カップが自然に下がってきます。

 

トイレに座った状態や片足を便座に乗せた姿勢が安定しやすく、初心者にも適しています。

 

取り出しやすい角度とつまみ方

 

カップをまっすぐ下に引くのではなく、膣の形に沿ってやや斜め後方に引き出すようにすると、摩擦による刺激を抑えられます。

 

ステムを引っ張るだけでは密閉が解除されないため、必ずカップ本体の底部をつまむか、縁に指をかけてから取り出してください。

 

指が届きにくい場合は、軽くいきんでカップを下げてから再度つまみ直すと、無理なく取り出せます。

 

カップが奥に入りすぎた時の対処法

 

カップが奥に入って指が届かない場合でも、焦って無理に取り出そうとすると膣内を傷つける可能性があります。

 

まず深呼吸をして力を抜き、いきむようにして骨盤底筋を使ってカップを押し出します。多くの場合5分から10分程度で指が届く位置まで下がってきます

 

それでも取り出せない場合は、2時間から3時間程度置いてから再度試すか、産婦人科を受診して取り出してもらうことも選択肢として考えてください。

 

カップは12時間程度装着したままでも衛生上の問題はありませんが、不安な場合は早めに受診する判断も適切です

 

取り出し時の痛みが続く場合の見極めポイント

上記の手順を2回から3回試しても取り出し時に痛みが続く場合は、以下の基準で判断してください。

 

痛みの程度別の判断基準
  • 我慢できる程度の違和感や引っ張られる感じ:練習を重ねることで改善する可能性が高いため、あと数回は手順を見直しながら使用を続けても問題ないとされています

 

  • 鋭い痛み、出血を伴う痛み、取り出し後も続く痛み:膣内に傷がついている可能性があるため、使用を中断して様子を見るか、医療機関への相談を検討してください

取り出し時の痛みは、装着時に比べて手順の習得で解消しやすい傾向があります。密閉解除と力を抜くことを意識するだけで、多くの場合は数回の使用で痛みを感じなくなります。

 

ただし、正しい手順を守っているにもかかわらず強い痛みが続く場合は、体質的に合わない可能性も考えられます。

 

正しい手順で取り出せるようになれば、取り出し時の痛みは解消できる場合が多くあります。次のセクションでは、どうしても痛みが続く場合の判断基準と、使用を中断すべきサインについて解説します。

 

サイズや硬さが合っていないサインと選び直しの基準

月経カップの痛みや漏れの多くは、サイズや硬さが体に合っていないことが原因です。装着時や使用中に痛みや強い違和感がある場合、現在使用しているカップが自分に適しているかを見直す必要があります。

 

ここでは、合わないサインの見分け方と、買い替え時の選び直しの基準を整理します。

 

装着直後から鋭い痛みがある、我慢できないほどの圧迫感が続く場合は、無理に使用を続けず一旦取り外してください

数時間経っても痛みが引かない場合や、取り外し後も痛みが残る場合は、使用を中断して様子を見ることを優先してください。

 

一方、軽い違和感や圧迫感が数分から十数分程度で落ち着く場合は、カップが正しく開いて位置が安定した可能性があるため、しばらく様子を見ても問題ないことが多いです。

 

 

サイズが大きすぎる・小さすぎるサイン

サイズが合っていない場合、装着時や使用中に特有の症状が現れます。

 

大きすぎる場合は圧迫感や痛み、小さすぎる場合は漏れや位置のずれが主なサインです。

痛みの原因がサイズにあるのか装着方法にあるのかを見極めるには、次の順序で確認してください。

 

まず、カップを取り外して再度正しい手順で装着し直し、位置や開き方を確認します。正しく装着しても同じ場所に同じ痛みが出る場合は、サイズや硬さが合っていない可能性が高くなります。

 

一方、装着し直すと痛みが軽減する、痛む位置が変わる場合は、装着方法の調整で改善できる可能性があります。

 

大きすぎるカップを使用している場合、膣口付近や下腹部に圧迫感が生じ、装着後30分以内に痛みに変わることがあります。

 

カップの縁が膣口に当たる感覚が続く場合や、歩行時に異物感が強い場合も、サイズダウンを検討する目安です。

 

排尿時に尿が出にくい、残尿感があるといった症状が出る場合は、カップが膀胱を圧迫している可能性があります。

 

一方、小さすぎるカップでは、正しく装着しても経血が漏れる、カップが膣内で回転してしまう、取り出し時に奥に入り込んでいるといった状態が見られます。

 

特に出産経験がある方や骨盤底筋が緩んでいる場合、サイズが小さいとカップが膣壁にしっかり密着せず、漏れの原因になります。

 

 

硬さが合わない時の症状

カップの硬さは素材の柔軟性によって決まり、硬すぎても柔らかすぎても不快感につながります。

 

硬めのカップは開きやすく漏れにくい一方で、膀胱や膣壁への圧迫が強くなる傾向があります。柔らかいカップは装着時の違和感が少ない反面、完全に開かず漏れやすくなることがあります。

 

硬すぎるカップを使用している場合、圧迫による鈍い痛みや頻尿感、排尿困難が生じやすくなります。

 

特に膀胱が敏感な方や子宮が前傾している方は、硬いカップによる圧迫を感じやすい傾向があります。

 

装着中にずっと異物感が消えない、下腹部に鈍い痛みがある場合は、より柔軟性の高いカップへの変更を検討する必要があります。

 

柔らかすぎるカップでは、膣内で完全に開かずつぶれた状態になり、経血が漏れる原因になります。

 

取り出し時にカップがつぶれた状態で出てくる、何度試しても漏れが改善しない場合は、やや硬めのカップに変更することで密着性が向上する可能性があります。

 

出産経験・年齢別のサイズ目安

月経カップのサイズ選びでは、出産経験の有無と年齢が主な判断基準として用いられます。

 

ただし、これらはあくまで目安であり、個人の体格や骨盤底筋の状態によって適切なサイズは異なります。

 

多くのメーカーでは、出産経験がない方や30歳未満の方には小さめのサイズを、経膣分娩の経験がある方や30歳以上の方には大きめのサイズを推奨しています。

 

これは、出産によって膣や骨盤底筋が伸展し、加齢によって組織の弾力性が変化することを考慮したものです。

 

ただし、帝王切開での出産の場合は膣を経由していないため、出産経験なしと同じサイズが適していることが多くあります。

 

また、スポーツ習慣によって骨盤底筋が鍛えられている方や、体格が小柄な方は、出産経験があっても小さめのサイズが合う場合があります。

 

逆に、出産経験がなくても体格が大きい方や経血量が多い方は、大きめのサイズを選ぶことで容量不足を防げます。

 

買い替え時のサイズ選びポイント

現在使用しているカップが合わないと判断した場合、具体的な症状から次のサイズや硬さを絞り込むことができます。

 

複数の要素を総合的に判断することで、より自分に適したカップを見つけやすくなります。

 

買い替えを検討する前に、まず装着方法の見直しで改善できるかを確認してください

装着位置が高すぎる・低すぎる、カップが完全に開いていない、折り方が合っていないといった装着方法の問題は、1〜2回の調整で改善することがあります。

 

正しい装着方法で3回以上試しても痛みや漏れが続く場合に、サイズや硬さの変更を検討する段階に進むことをおすすめします。

 

圧迫感や痛みが主な悩みの場合は、サイズダウンまたは柔らかい素材への変更を検討します。特に膀胱への圧迫感がある場合は、硬さの変更が効果的です。

 

漏れが主な悩みの場合は、サイズアップまたはやや硬めの素材を選ぶことで密着性が向上する可能性があります。

 

カップの縁の形状も重要な要素です。縁が太く硬いタイプは密着性が高い反面、圧迫感が出やすくなります。

 

縁が薄く柔らかいタイプは装着感が軽い一方で、漏れやすくなることがあります。現在のカップで感じている不快感の種類によって、縁の形状を変えることも選択肢になります。

 

複数のメーカーやモデルを比較する際は、サイズ表記だけでなく実際の寸法(直径・長さ)を確認することが重要です。

 

同じ「Lサイズ」でも、メーカーによって直径や長さが異なるためです。

 

特に長さは個人差が大きいため、膣の深さに合わせて選ぶ必要があります。購入前にメーカーの公式サイトで寸法表を確認し、現在使用しているカップと比較することで、より適切な選択ができます。

 

サイズや硬さを調整して2〜3周期(2〜3回の生理期間)試しても痛みが改善しない場合は、月経カップ自体が体質に合っていない可能性があります。

 

この場合は無理に使用を続けず、他の生理用品への切り替えや、婦人科での相談を検討してください。

 

サイズや硬さの調整で痛みが改善されることも多い一方で、適切なカップを選んだ後は正しい装着方法を実践することも重要です。

 

次のセクションでは、痛みを防ぐための具体的な装着手順とコツを詳しく解説します。

 

痛みが続く場合に考えられる体質的な問題

装着方法やサイズを見直しても痛みが続く場合、体質的な要因が関係している可能性があります。

 

このセクションでは、個人差による敏感さや医学的な背景、素材との相性など、月経カップの使用に影響を与える体質的な問題を整理し、医療機関を受診すべき痛みのサインについても解説します。

 

 

体質的な問題を疑う前に、まず2〜3回は装着位置やサイズを変えて試してみることが推奨されます。初回や2回目の使用では装着の慣れによって痛みが改善するケースも多いため、同じ条件で3〜5回程度使用しても毎回痛みがある場合に、体質的な要因を検討するという順序で判断すると適切です。

 

 

膣の敏感さや形状による個人差

膣の敏感さや内部の形状には個人差があり、同じサイズのカップでも痛みの感じ方が異なる場合があります。

 

特に出産経験の有無や年齢、ホルモンバランスの影響により、膣壁の厚みや柔軟性には大きな違いが生じます。

 

一般的に柔らかいカップや小さめのサイズを試しても違和感が続く場合は、カップという形状そのものが体質に合っていない可能性も考慮する必要があります。

 

この場合、まずは1サイズ小さいカップまたは柔らかさの異なる製品で2〜3周期試し、それでも毎回痛みがあるようであれば、月経カップ以外の選択肢への切り替えを検討する段階と判断できます。

 

子宮内膜症や骨盤底筋の状態

子宮内膜症や骨盤底筋の過緊張など、婦人科系の疾患や筋肉の状態が痛みの原因となることがあります。

 

子宮内膜症では骨盤内に炎症や癒着が起こるため、カップの挿入や装着時の圧迫によって痛みが生じやすくなります。

 

また骨盤底筋が過度に緊張している状態では、カップを挿入すること自体が筋肉の抵抗を引き起こし、持続的な不快感につながります。

 

これらの症状に心当たりがある場合は、月経カップの使用を一時中断し、婦人科での相談を優先することが推奨されます。

 

こんな症状がある場合は婦人科への相談を検討
  • 生理痛が普段から重い
  • 性交時に痛みがある
  • 排尿・排便時に違和感がある

心当たりがない場合でも、上記の症状が一つでもあれば、カップ使用を機に婦人科で相談することで背景にある問題が見つかる場合もあります。

 

アレルギーや素材の相性

月経カップの素材に対するアレルギー反応や相性の問題が、痛みやかゆみとして現れる場合があります。

 

多くのカップは医療用シリコンやTPE(熱可塑性エラストマー)で作られていますが、稀にこれらの素材に対して過敏反応を示す体質の方が存在します。

 

特に挿入後数時間経ってから痛みや灼熱感、赤みが生じる場合は、接触性皮膚炎の可能性も考えられます。

 

別の素材で作られたカップに変更しても症状が続く場合は、素材そのものではなく別の要因が関与している可能性が高いため、専門医の診察を受けることが適切です。

 

医療機関を受診すべき痛みのサイン

 

痛みの種類や伴う症状によっては、速やかに医療機関を受診する必要があります。

以下のいずれかに該当する場合は、当日中または翌日には婦人科を受診することが推奨されます。

 

 

すぐに受診が必要な症状
  • カップの使用中または取り出し後に強い刺痛や出血が続く場合(生理の出血とは明らかに異なる鮮血や、取り出し後も30分以上止まらない出血)
  • 発熱や異臭を伴う場合
  • 下腹部全体に広がる鋭い痛みがある場合(我慢できないレベル、または鎮痛剤を飲んでも治まらない痛み)
  • カップを取り出しても痛みが改善せず、2〜3日経過しても日常生活に支障が出る場合

また、上記のような強い症状はないものの、毎回使用するたびに同じ箇所が痛む、または軽度でも痛みが3周期以上続く場合は、感染症や組織の損傷は起きていなくても、体質的に使用が適さない可能性があります。

 

月経カップは安全性の高い製品ですが、体質や既往歴によっては使用が適さないケースもあるため、痛みが改善しない場合は無理に使い続けず医師の判断を仰ぐことが重要です。

 

ここまでで体質的な問題とその見極め方を確認しました。次のセクションでは、痛みが続く場合の具体的な相談先と、月経カップ以外の選択肢についても整理していきます。

 

痛みを解消した人の体験談と工夫

月経カップ使用時の痛みは、多くの場合、使用方法や製品選びの調整によって解決できます。ここでは実際に痛みを感じながらも改善に成功した事例と、最終的に別の選択をした判断理由を紹介します。

 

同じような痛みを経験している場合、自分の状況に近いケースを参考にすることで、解決の糸口が見つかる可能性があります。

 

 

今まさに強い痛みを感じている場合は、無理に装着を続けず、いったん取り外して休憩することが優先です

装着中に我慢できない痛み、出血量の急な増加、めまいや冷や汗などの体調変化がある場合は、使用を中止して様子を見る必要があります。

 

軽い違和感や圧迫感であれば位置の微調整で改善する可能性がありますが、痛みが続く場合は一度リセットして、次回以降に装着方法を見直す方が安全です。

 

 

サイズ変更で解決したケース

初めて選んだサイズが体に合わず、一つ小さいサイズに変更することで痛みが解消されるケースは少なくありません。

 

特に出産経験の有無だけでサイズを選んだ場合や、容量を優先して大きめを選んだ場合に、膣口付近での圧迫感や挿入時の痛みが生じやすい傾向があります。

 

あるユーザーは、レギュラーサイズで膣口の圧迫感が強く、装着後も異物感が続いていましたが、スモールサイズに変更したところ挿入がスムーズになり、装着中の違和感もほぼ感じなくなったと報告しています。この改善は、サイズ変更後の初回使用から実感できたとのことです。

 

また別のケースでは、硬さの異なる同じサイズの製品に変えたことで、カップが膣壁に過度に押し付けられる感覚が軽減され、2回目の生理で長時間使用できるようになった例もあります。

 

サイズ変更を検討する際は、痛みの発生タイミングと部位を記録しておくと、次の製品選びの判断材料として役立ちます

挿入時だけ痛む場合はリム径、装着中に圧迫感がある場合は全体の長さや硬さに注目することで、より適した製品を見つけやすくなります。

 

装着位置の調整で改善したケース

カップを膣の奥まで深く入れすぎていたことが痛みの原因だった事例も多く報告されています。

 

月経カップは子宮口を覆うように装着するものですが、タンポンのように奥深くまで押し込む必要はなく、適切な位置はむしろ膣口から数センチ程度の浅い位置です。

 

あるユーザーは、最初の数回は違和感と鈍痛が続いていましたが、ステム部分が膣口から少し見える程度の浅い位置で止めるようにしたところ、痛みが完全に消えたと報告しています。

 

深く入れすぎると子宮口や膣の奥の壁を圧迫してしまい、生理痛に似た鈍い痛みや違和感につながることがあります。

 

具体的な位置の目安としては、膣口から指1〜2本分の深さで、ステムの先端が膣口から完全に出ているか、膣口のすぐ内側にある程度が適切です。

 

また、カップが正しく開いているかを確認する習慣をつけたことで、装着の失敗による痛みが減ったという声もあります。

 

カップの縁を指でなぞって一周確認する、カップの底部を軽く回してみるなどの方法で、完全に開いているかを毎回チェックすることが、安定した使用感につながります。

開いている状態では縁が丸く膣壁に密着している感触があり、開いていない場合は折れた部分や隙間を指先で感じ取れます。

 

折り方を変えて痛みがなくなったケース

挿入時の痛みは、折り方を変えるだけで大きく改善されることがあります。

 

最も一般的なCフォールドは折りたたんだ状態での先端が太くなりやすく、膣口が狭い場合や初心者には挿入時の抵抗が強く感じられる場合があります。

 

パンチダウンフォールドに変更したことで挿入時の痛みがなくなったという報告は複数あります。この折り方は挿入時の先端が細くなるため、膣口への負担が少なく、スムーズに挿入できる傾向があります。

 

多くの場合、折り方の変更による効果は1〜2回の試行で判断できます。ただし膣内での開きにくさを感じる場合もあるため、挿入後に指で軽く押して開きを補助する必要があることもあります。

 

また、折り方だけでなく挿入の角度を工夫したことで改善したケースもあります。

 

上向きではなく尾骨の方向に向けて挿入する、リラックスした姿勢で行うなど、挿入方法全体を見直すことで、折り方の効果がより発揮されやすくなります。

 

最終的に他の製品に切り替えた判断理由

すべての調整を試しても痛みや違和感が解消されない場合、月経カップ以外の生理用品に切り替える選択も適切な判断です。

 

体の形状や感覚の敏感さは個人差が大きく、どれだけ工夫しても月経カップが体質的に合わない人も一定数存在します。

 

初回・2回目の使用で強い痛みがある場合は、まず装着位置と折り方を変えて1周期試してみることが判断の分かれ目になります。

 

軽い違和感程度であれば2〜3周期で慣れる可能性がありますが、装着のたびに我慢が必要なレベルの痛みが続く場合は、早めに別の選択肢を検討する方が心身への負担が少なくなります。

 

他製品への切り替えを決めた人の多くは、3種類以上のサイズや硬さを試し、3周期以上使用しても改善が見られなかった場合に判断しています。

 

痛みだけでなく、繰り返す漏れや取り出し時の困難さ、精神的なストレスが大きい場合も、継続を無理に続けるよりも別の選択肢を検討する方が建設的です。

 

月経ディスクやソフトカップなど、月経カップとは構造の異なる製品に切り替えて快適になったケースもあります。

 

また、布ナプキンや吸収型サニタリーショーツとの併用で、カップの使用頻度を減らしながら様子を見るという選択をした人もいます。

 

痛みを我慢して使い続けることは、膣や骨盤底筋に負担をかける可能性があります。

 

医療機関への相談を優先すべき症状
  • 装着後に下腹部の強い痛みが続く場合
  • 痛みとともに発熱や異常なおりものがある場合
  • 取り外し後も数時間以上痛みが残る場合

これらの症状がある場合は、製品の変更ではなく医療機関への相談を優先してください。感染や炎症の可能性も考慮する必要があります。

 

複数の対処法を試しても改善しない場合は、無理をせず婦人科で相談するか、自分に合った他の方法を探すことが、長期的な快適さと健康につながります

 

月経カップの使用に関するよくある質問

月経カップは慣れるまで、痛みや違和感、装着方法など戸惑うことも少なくありません。

 

ここでは初めて使う方や使い始めて間もない方から多く寄せられる疑問について、実用的な観点からお答えしています。

 

安全に快適に使うための参考としてご活用ください。

Q:月経カップを痛くないようにするにはどうしたらいいですか?

A.

リラックスした姿勢・適切な折り方・潤滑ゼリー・サイズ選びの4つが痛みを軽減するポイントです

月経カップの痛みを避けるには、リラックスした姿勢で挿入することが大切です。

肩や骨盤底筋に力が入ると、挿入時の抵抗が増して痛みを感じやすくなります。 折り方は複数の種類があるため、自分に合った方法を試してみましょう。

潤滑ゼリーを使用すると、摩擦が減って挿入がスムーズになります。

また、サイズが体に合っていないと違和感や痛みの原因になるため、自分の体型や経血量に応じた製品を選ぶことも重要です。

Q:月経カップは奥に入れすぎるとどうなりますか?

A.

奥に入れすぎると痛みや取り出しにくさが生じる可能性があります

月経カップを奥に入れすぎると、子宮口に当たって痛みや圧迫感を感じることがあります。

また、指が届きにくくなり取り出しが困難になる場合もあります。

適切な位置は、膣の入口から1〜2cm程度の深さが目安です。

カップの底部を軽く押したときに少し動く程度の位置であれば、正しく装着できています。

痛みや違和感がある場合は、一度取り出して浅めに入れ直すことをおすすめします。

Q:生理用カップは痛いですか?

A.

正しく使えば痛みはありませんが、慣れるまで違和感を感じることがあります

生理用カップは、正しく装着できていれば痛みを感じることはありません。

ただし初心者の場合は、装着位置や角度に慣れるまで違和感や圧迫感を覚えることがあります。

痛みが続く場合は、カップのサイズが合っていないか、装着方法に問題がある可能性があります。

サイズの見直しや折りたたみ方の変更を試してみることで、多くの場合は改善されます。

Q:月経カップを開きやすくするにはどうしたらいいですか?

A.

挿入後に底部を回転させるか、指で押して形を整えることで開きやすくなります

月経カップは挿入後、底の部分を軽く回転させることで膣内で開きやすくなります。

それでも開かない場合は、指でカップの側面を軽く押して形を整える方法も有効です。

また、製品によって柔らかさが異なるため、柔らかすぎない硬さのカップを選ぶと開きやすくなることがあります。

挿入の角度や深さを調整しながら、自分に合った開かせ方を見つけることが大切です。

Q:月経カップで具合が悪くなる症状は?

A.

発熱・吐き気・めまいなどが現れた場合は、すぐに使用を中止して医療機関を受診してください

月経カップの使用中に注意すべき症状として、発熱・吐き気・めまい
が挙げられます。

これらはトキシックショック症候群(TSS)の兆候である可能性があります。

また、長時間続く腹痛や、通常の月経とは異なる異常な出血がある場合も注意が必要です。  

これらの症状が現れた場合は、直ちに月経カップを取り出し、医療機関を受診してください

違和感や軽い不快感とは異なり、体調の急な変化を感じた際は自己判断せず、速やかに専門家に相談することが大切です。

Q:月経カップのデメリットは?

A.

月経カップは慣れと環境選びに配慮が必要で、体質的に合わない場合もあります

月経カップのデメリットとして、装着や取り外しに慣れるまで時間がかかる点が挙げられます。

外出先での洗浄が難しく、公共のトイレでは扱いづらいと感じる方もいます。

自分の体に合ったサイズやタイプを選ぶ必要があり、初回購入時に迷う場合があります。

また、体質的に合わない方や、装着時に痛みや違和感を覚える方もいるため、使用前に自身の体調や環境を考慮することが大切です。
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